DV(モラハラ)チェックリスト|気づかないうちに心を支配されていませんか?

DV夫に罵倒され、怖くて泣いている妻

夜、玄関の鍵が開く音に体がこわばる。「おはよう」の挨拶で機嫌を読み、声のトーンで空気を探る。
そんな生活が続くと、「つらい」と感じることすら怖くなります。「自分が我慢すればいい」「私が変わればうまくいく」私自身、そう思い続けていました。でも今なら分かります。それは努力ではなく、精神的に支配されている状態でした。DVは、殴る・蹴るといった暴力だけではありません。言葉や態度によって、相手の心をコントロールする行為もDVです。まずは、今のあなたの状態を確認してみてください。

以下の項目の中で、いくつ当てはまりますか?もしこの中に「いくつも当てはまる」と感じたなら、それは偶然ではありません。あなたの心が、すでに限界に近いサインかもしれません。

目次

DV(モラハラ)チェックリスト

DVモラハラチェックリストにチェックを入れている

3つ以上当てはまる場合は注意が必要です。 5つ以上当てはまる場合、すでに心がコントロールされている可能性があります。

① あなたの意見や気持ちを否定される

「そんな考え方おかしい」と言われ、話し合いにならない。

【具体例】
・「普通はそう思わないよ」と価値観を否定される
・ 話している途中で「もういい」と会話を打ち切られる
・気持ちを伝えても「考えすぎ」「被害妄想」と言われる

② すべてあなたのせいにされる

相手の機嫌や問題の原因が、いつもあなたの責任になる。

【具体例】
・「おまえのせいでイライラする」と言われる
・家庭の問題が起きると、必ずあなたが責められる
・自分のミスなのに「おまえがこうしたからだ」と言い換えられる

③ 怒鳴る・無視するなどで支配される

大声、ため息、無視で空気をコントロールされる。

【具体例】
・少しのことで大声を出される
・気に入らないと無視され、会話が成立しない
・ため息や舌打ちで「機嫌の悪さ」を見せつけられる

④ 外では良い人、家では別人

他人の前では優しいのに、家では攻撃的になる。

【具体例】
・外では気配りができるのに、家では冷たい
・周囲から「優しい人」と言われるため相談しにくい
・家での態度を誰にも信じてもらえない

⑤ 行動や交友関係を制限される

友人と会うことや外出に、許可が必要になる。

【具体例】
・「誰と会うの?」「何時に帰るの?」「途中で写メを送れ」と細かく管理される
・友人との予定を嫌がられ、断るようになる
・実家に帰ることを止められる

⑥ お金を自由に使えない

生活費を管理され、自由に使えるお金がない。または生活費を入れない。

【具体例】
・必要なものを買うのにも許可が必要
・レシートの提出を求められる
・自分の収入があっても使い道を制限される

⑦ 存在価値を否定される

「誰のおかげで生活できてる?」と言われる。

【具体例】
・「お前は何もできない」と言われる
・人格や能力を否定される発言をされる
・他人と比較されて劣っていると言われる

⑧ 何をしても責められ続ける

謝っても終わらず、過去のことまで持ち出される。

【具体例】
・何度謝っても許されない
・数年前の出来事を蒸し返される
・話し合いが「責める場」になる

⑨ 「自分が悪い」と思い込んでいる

つらいのに、「自分が我慢すればいい」と考えてしまう。

【具体例】
・「私がもっと頑張ればいい」と思ってしまう
・相手の機嫌を優先して行動している
・自分の気持ちを後回しにするのが当たり前になっている

⑩ 離れたいのに怖くて動けない

不安や恐怖で、その場から離れられない。

【具体例】
・別れ話をすると怒られるのが怖い
・生活やお金の不安で動けない
・「このままでいいのか」と思いながらも何もできない

なぜ気づけなくなるのか|負のスパイラルに入る理由

DVモラハラ夫に悩み、ソファーに座り頭を抱える妻

DVは、受けている本人が気づきにくいという特徴があります。なぜなら、相手から繰り返し否定されたり、責められたりすることで、少しずつ思考が変わってしまうのです。

  • 私が悪いのかもしれない
  • 私が我慢すればいい
  • もっとちゃんとした妻にならなければ

こうして、自分を責める気持ちが強くなり、どんどん抜け出せなくなっていきます。これは、あなたの性格の問題ではありません。相手の言葉や態度によって作られた「負のスパイラル」です。そしてその状態は、相手にとっては「都合のいい状態」でもあります。気づかないまま、相手の支配下に置かれてしまうのです。

私が気づけたきっかけ

私自身も、当時はまったく気づいていませんでした。「家庭を守るためには、私が我慢すればいい」そう本気で思っていました。でもある時、近所の方からこう言われました。

「あなたの旦那さん、ちょっとおかしいよ。 お子さんへの態度が異常だよ。」

その一言で、初めて「違和感を持っているのは私じゃない」と気づけたのです。

第三者の視点があなたを守る

DVの中にいると、自分の感覚だけでは判断ができなくなります。だからこそ大切なのは、外の視点を入れることです

  • 家族
  • 友人
  • 相談窓口
  • この記事のような情報

誰かの言葉が、あなたを現実に引き戻してくれることがあります。

内閣府男女共同参画局:配偶者からの暴力被害者支援情報 相談機関一覧

今、この記事を読んでいるあなたへ

もしこのチェックリストで「当てはまる項目が多い」と感じたなら、どうか一人で抱え込まないでください。誰かに話してほしいのです。私の経験から、気づきは早い方がいいです。

DVから逃げるためには、事前準備がとても重要です。
▶︎ DVから逃げるための現実的な準備はこちら

まとめ

DVは、気づかないうちに心を支配していきます。そして、「自分が悪い」と思わせるのが特徴です。でも本当は違います。あなたは、ただ一生懸命だっただけです。

もし今、「どうしたらいいか分からない」「誰にも言えない」そう感じているなら、一度気持ちを整理してみませんか?

▶︎ サポートの詳細はこちら

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この記事を書いた人

日本とオーストラリア、二つの国に縁を持つWebデザイナー兼ライター。
介護業界で約14年間、現場業務や事業所運営に携わった経験を持つ。

現在はオーストラリア人のパートナーとともに、多文化な価値観に触れる日々を送りながら、三人のティーンエイジャーの母としても奮闘中。

このブログ「Two Country Life」では、日本とオーストラリアを行き来しながら、二つの国の暮らしや文化の違いを実体験をもとに発信しています。異文化理解の架け橋となることを目指しています。

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